AT&Tが気になってしょうがないインベスター猫。
でも買う買う詐欺で実はまだ買っていません。
<買っていない理由>
①通信業界の将来がいまいちわからない
②個別株投資で大損こいたのでキャピタルゲイン投資よりもインカムゲイン投資に舵を切った
③インカムゲイン投資で購入しているHDVに組み込まれているから個別株で買わなくてもいいかなと思っていた
が、しかし。
タイムワーナーの買収などで債務が膨らんだことを原因として、HDVからAT&Tが外されてしまったようです。
そして、足元の株価下落でAT&T株価は30ドルを切る水準まで落ち込み、配当利回りは6.91%となっています(1/3時点)。この水準は魅力的なのではないかと思い、財務内容を確認してみました。
(データはCNBCより。)
確かに、買収によりのれん(Intangibleアセット)・借入共に増加しています(Intangibleアセットには通信権なども入ってるので、全額のれんではないです)。また、装置産業のため、多額の設備投資が必要になり、年数兆円の設備投資をしています。しかし、営業CFや償却の水準を考えれば行き詰まりを心配するレベルとは思えません。2018/12月期のDebt/EBITDAも3倍切るくらいの水準だろうし、全く問題なさそう(6倍より高いとやばいみたいですね)。
先日のベライゾンのようにのれんの減損リスク&株価下落リスク(※)はありますが、インカムゲイン投資家であるインベスター猫にとっては、株価の一時的な下落はそれほど気にしなくてもいいのではないかと思っています。むしろ買い増しのチャンス。
(※)2017年にヤフー中核事業を約44億8千万ドルで買収。想定より買収効果が低かったとして2018年12月に67億ドルの減損を計上(内46億ドルがのれん減損、残りが早期退職の割り増し手当)。株価が約3%下落。
配当利回り約7%であれば。13年程度で投資資金は回収できる。これだけしっかりとしたCFを稼いでいて、今後も人口が増加していくであろう米国で実質3社しかない通信会社が10年ちょっとの間に倒産することは考えにくいです。
そんなことを考えていたら、多少株価は戻ったけれど(のんびりインベスター猫には本当に個別株投資は向いていない)、為替が味方してくれているので、AT&Tもいよいよ購入しようかと思います。

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